猫アレルギーの症状はいつまで続くの⁉

アレルギー

アレルギーの症状と聞かれて、あなたはどのようなものを思い浮かべますか?

鼻水や蕁麻疹などを思い浮かべるのではないでしょうか⁉

わたしが初めて猫アレルギーの症状を実感したのは、皮膚のかゆみでした。

花粉症のようにある日突然発症したり、もともとアレルギーをもってうまれてきたり…。

アレルギーになったら、ずっと症状と付き合っていかなければならないのかと不安になったことを覚えています。

今回は、猫アレルギーになったら症状はいつまで続くのか。

完治して、アレルギー症状が出なくなることがあるのか。

詳しく調べてまとめましたので、参考にしてみて下さい♪

鼻水ずるずる…いつまで続くんだろう。

猫アレルギーの主な症状はかゆみや目の腫れ⁉

はじめに、猫アレルギーの症状にはどのようなものがあるのか調べました。

部位ごとにまとめてみると以下のようになりました。

目~かゆみ・充血~

アレルギーの基本的な症状として、目のかゆみ、充血などが挙げられます。

アレルゲンのついた手で目をこすったり、空気中のアレルゲンが体内に入ることで発症します。

悪化すると結膜炎を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

鼻~鼻水・くしゃみ・鼻づまり~

鼻水が出たり、くしゃみが止まらないなどの症状もアレルギーの基本的な症状といえるでしょう。

鼻水が出る理由は、アレルゲンを排除するため。

アレルギーの原因が排除されない限り、水っぽい鼻水が出続けることが多いでしょう。

喉~咳・違和感・痛み~

喉に違和感や痛みが現れたり、咳が出たりすることも。

呼吸が苦しい、息をするとゼイゼイ、ヒューヒューという音が出る場合も。

重症の場合は、呼吸困難になることもあるので注意が必要です。

皮膚~かゆみ・腫れ・赤み・蕁麻疹~

赤みや蕁麻疹など、見た目の変化など、皮膚に異常があらわれるのも、猫アレルギーの症状で多くみられます。

時には、かゆみや腫れなどの症状がみられる場合もあります。

わたしは皮膚の薄い、目の周りがかゆくなるよ。

猫アレルギーの症状が重症化すると

猫アレルギーの場合は、重症の喘息になることがあります。

アメリカでは、猫アレルギーの重症(重篤な喘息)で死亡した例もあるとの情報を目にしました…。

また、アメリカの海外医学生向けの本の中では、咳がなかなか治らない喘息の人に対して、「隣りの家にネコがいるか」を聞く問診もあるそうですよ。

猫アレルギーは、自分が猫を飼っていなくても、起こるが少なくないということがわかりますね。

自宅の周りや公園にノラ猫がいれば、猫アレルギーになっていることもあるんですよ!

アナフィラキシー

アナフィラキシーと聞くと、蜂毒や食べ物でのアレルギーを思い浮かべると思いますが、どのアレルギーもアナフィラキシーをおこす可能性があります。

猫アレルギーの患者も、アナフィラキシーになる可能性はあるということですね。

アレルゲン物質により、アレルギー反応を引き起こしている状態をアナフィラキシーといいます。

そしてその結果、血圧低下や、意識障害を起こすような重篤な状態になることをアナフィラキシーショックといいます。

アナフィラキシーショックはアレルゲン物質を摂取後、短時間のうちに発症します。

アナフィラキシーショックは命を脅かす危険な状態であり、迅速かつ適切な治療が必要‼

症状
  • 皮膚の赤みや腫れ・蕁麻疹
  • 激しい痒み
  • 呼吸困難
  • 下痢・嘔吐

このような症状が出たら、早く適切に対応しないと命にかかわり、最悪の場合は死亡することがある、命の危険性が高い状態です。

猫アレルギーと喘息の両方を持っている人は喘息の症状が悪化しやすかったり、症状のコントロールが難しかったりするようです。

そして、喘息はアナフィラキシーを起こしやすくする要因となりますし、もしアナフィラキシーをおこした場合にはより重症化しやすく緊急度が増すと考えられます。

呼吸器症状は命にかかわる呼吸困難につながる恐れがありますので、注意が必要ですね。

また、重度の猫アレルギーを持つ人は、直接猫を触ったり猫と同じ空間にいたりしなくても、どこからか運ばれてきた猫のフケなどが原因で症状が出てしまう場合がありますので注意が必要です。

私の子どもも、実はアナフィラキシーショックを起こしたことがあるんです。

食べ物での症状でしたが、迷わず救急車を呼んでよかった…。

猫アレルギーの症状はいつまで続くの

結論、現時点では猫アレルギーの根治は不可能です。

治療としては、出ている症状を緩和する対症療法が基本。

内科、耳鼻科、皮膚科、アレルギー科の医師と相談して適切な薬を処方してもらうようにしましょう。

海外では、アレルゲンを少しずつ体内に取り込んで慣らしていく減感作療法が注目されています。

治療期間が長いのが難点ですが、うまくいくと薬を飲みつづける必要がなくなるので、今後に期待できそうですね。

対策によって症状が抑えられるなら、いままで通り飼い続けても問題ないですが、気になる場合は専門医に相談し、必要であれば検査を受けてみるとよいでしょう。

猫アレルギーある日突然治まった!?

猫アレルギーだったけど、飼っていたら症状が出なくなった!という場合もあるようです。

猫アレルギーは免疫がついて、反応を起こさなくなることも!

猫アレルギーの症状が見られる人でも、猫と暮らすうちにアレルゲンに免疫ができ、その状態に慣れてくる場合もるようです。

しかし油断は禁物‼

風邪をひいたり、疲れやストレスで抵抗力が落ちていると発症することも…。

処方された通りに薬を飲んだり、こまめに掃除をするといった対策を続けることが必要ですね。

猫アレルギーでも猫と一緒に暮らす方法は⇩

猫アレルギーになりやすい人ってどんな人?

猫アレルギーになりやすい人にはどんな共通点があるのでしょうか⁉

もしも当てはまるようでしたら、今はまだ発症していなくても、これから症状が出ることがあるかもしれません…。

チェックしてみて下さい‼

  • 両親、兄弟に猫アレルギーの人がいる
  • 猫を多頭飼いしている


猫アレルギーは、遺伝であることが多いようです。

家族にアレルギーの人がいたら必ずなるというわけではありません。

しかし、アレルギー体質は生まれつきのことが多く、遺伝しやすいものだそうです。

アメリカの研究結果によると、両親ともにアレルギーがない場合、子どものアレルギー発症率は約10%。

逆に、両親のどちらかがアレルギー体質の場合、子どものアレルギー発症率は約70%にもなると言われているんだそうですよ‼

また、匹数の多い場合の方が、発症しやすいと言われています。

猫は、基本的にアレルゲンをもっていますので、飼っている猫の数が増えるほど、アレルゲンの量も増えます。

このことから、猫アレルギーの症状が出やすくなると言われているようですよ。

猫アレルギーの自覚があるようでしたら、新たな猫を迎えることは避けたほうがいいかもしれませんね。

まとめ

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  • アレルギー症状は【目・鼻・喉・皮膚】部位によって異なる
  • 重症化するとアナフィラキシーを引き起こす
  • 現時点では猫アレルギーの根治は不可能
  • 免疫がついて反応を起こさなくなることもある
  • 猫アレルギーは遺伝しやすい

今回は、猫アレルギーになったら症状はいつまで続くのか、またアレルギー症状が出なくなることがあるのかについて紹介しました。

結論、現時点では猫アレルギーの根治は不可能のようです。

猫アレルギーの症状が見られる人でも、猫と暮らすうちにアレルゲンに免疫ができ、症状が落ち着くこともあるようですが油断は禁物です。

風邪をひいたり、疲れやストレスで抵抗力が落ちると発症することもあるようです…。

対策は怠らないようにしましょう‼

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